こんな人に読んでほしい≫≫≫
A
欲しがる時に欲しがるだけあげる、赤ちゃん主導の自律授乳を続けたいけど離乳食との兼ね合いなどで授乳リズムが一定にならない事に悩んでる生後半年前後の赤ちゃんのママ
B
1歳を過ぎて卒乳したり、おっぱいは夜寝る前だけってお友達も増えてくる中うちの子は授乳回数が減らないどころか増えてるかも!?赤ちゃんの心の拠り所にもなってるおっぱい、思う存分あげたいような、制限した方がいいようなって揺れているママ
ご訪問ありがとうございます。
母乳育児に悩んで、調べて、考えて1年6ヶ月、Aの状態を経てBの悩みまっただなかの、「みのり」です。
結論はタイトルにあるように卒乳まで自律授乳でOKなのですが、この記事を見てくれているママ達が気になるのはその根拠なのではないでしょうか??
専門家でも意見が別れがちな授乳のことだから、誰がどんな根拠で大丈夫って言っているのかが分からないと、心の底から安心して「欲しがる時に欲しがるだけ」を続けるのは難しくないですか??
このブログ記事は慎重派で研究者肌のわたくし「みのり」が調べた「本によって書いてあることが少しずつ違うけど共通して言ってるのはこんなこと」を中心に体験談なども交えて書いています。
どうぞ、最後までお付き合いください。
育児書VSネット記事 おっぱい+離乳食に関する記述はこんな傾向!
「自律授乳 いつまで」で検索すると、母乳育児を推進する助産師さんが個人で書かれているブログが多数ヒットするのですが、時期についてしっかりと書いてある記事は実は少なかったです。
「自律授乳」についてメチャクチャ詳しく書いてあるから「いつまで」にはまったく触れてないのに検索で上位に来ちゃってるパターン
「お母さんの好きにしたらいいですよー」のパターン
「授乳回数に介入は不要!」のパターン 間接的な表現だけど=「卒乳まで自律授乳!」ですね☆
bonyuugairaitosyokan.cocolog-nifty.com
それに対して育児書や育児雑誌はほぼこの流れ!!
1.欲しがる時に欲しがるだけ (本によって新生児期だけだったり4ヶ月頃までだったり)
2.離乳食を食べた後+欲しがる時に欲しがるだけ (5ヶ月頃から)
3.栄養面では離乳食のみでもOK。おっぱいは精神安定剤 (1歳前後から)
本によって月齢が少し前後することは、ありますがこの流れは多くの本に共通しています。
そして「欲しがる時に欲しがるだけ、でもあまりに頻回な場合は外出したり遊びに誘ったりして気をそらせましょう」という注意書きも、やはり共通しています。
とはいえ、ひよこクラブのおっぱい特集(手元にあるのは2016年12月号)のQ&Aでは「欲しがったら飲ませるのはいつまで続けてもいいの?」という質問に
「卒乳するまでは欲しがったら飲ませてOKです」と回答。
赤ちゃんのおっぱいを飲んでママに甘えたい気持ちを満たすことも含めて、赤ちゃんの要求に応えてあげていいんですね!!
ただ、「あまりにも頻回の場合」は気をそらせてあげること!これが本当に重要!!
それって厳密には「欲しがる時に欲しがるだけ」って言えなくない?なんてツッコミを入れてはいけません 笑
私はここでさじ加減を間違えた結果1歳6ヶ月の今も頻回過ぎる授乳に悩んでいるので、その体験をお話します。
今にして思うと別の対応がよかった!欲しがるだけ授乳の後悔エピソード
ここで紹介するのは我が家の息子の1歳前後のエピソードです。
寝起きの不機嫌を引きずって午前中はおっぱいにベッタリ 朝1番のお散歩で覚醒させてあげればよかったf(^_^;
息子の朝は起きて泣いておっぱいで始まります。
お腹が空いてるだけだったら、授乳はすんなり終わるのですが、寝起きが悪い日は本当にずっとベッタリ。
1度グビグビ満足するまで飲んで遊び始めたと思うと、ほどなくママのとこにやってきて、おっぱいをおねだり。
ちょこっと飲んでまた遊びに行ったかと思うと、やっぱりまたおねだり。
そんなことを繰り返して最終的にはチュパチュパしながらウトウトしだして2度寝モード。
こんな感じで朝6時から9時の3時間のうち半分はおっぱい飲んでるなんてこともザラでした。
朝ごはんも拒否して「これじゃなくて、おっぱい!」を全身で伝えて来ていたので、
離乳食は嫌いだけど、おっぱいは分泌が減ってて飲み足りないのかなーなんて思っていた私は可能な限り要求に応えて授乳していたのですが……f(^ー^;
今にして思うと寝起きのボーッとした感じが不快でイライラするのをなだめる為におっぱいを求めていた気がします。
夜泣きで何回も起きてた時期だったし、9時とか10時とか当時の月齢にしては随分早い時間にお昼寝していたのがその証拠
ひっきりなしの授乳で自分の身支度も全然進まない状態だったから、そんなこと思い付きもしなかったけど、
朝ごはんの前にお散歩したりして太陽の光で目を覚ましてあげていたら、よかったかも。。
出掛ける時間が決まっている中(私は保育園の一時預かりを使ってパートをしています☆)時計と睨めっこしながらの、ひたすらおっぱい対応は私も本当に辛かったけど……
眠くて眠くて、忙しそうにしてるママを捕まえてはおっぱいで2度寝を試みるけど思うように寝れず、やっと寝れたと思ったらすぐ保育園なんて息子もかなり辛かっただろうな(;´д`)
最近は夜泣きが減って、ぐっすり眠れるようになった分、午前中ずっと必死でおっぱいを求めるようなことはなくなりましたが、
今でも午前中は他の時間帯に比べておっぱい要求多めなので癖になっちゃった気配(汗)
朝や昼の離乳食にも響いてるので、あの時「おっぱいちょうだい!って言ってるけどお腹が空いてるんじゃなくて眠いのね」って気づいて別の対応ができていればと悔やまれます(>_<)
まとめ 育児書にさらっと書いてある「あまりにも頻回の場合は……」は超重要!
いかがでしたか?
「欲しがる時に欲しがるだけ」は卒乳まで続けてOK ということが、資料からも確認できましたが、
あまりにも何度もおっぱいを欲しがる時は本当の原因を考えて別の対応をしてあげるのも大事だということが、読者さんの記憶に残れば幸いです。
冒頭で紹介した助産師みすみさんのcotocoto+に口封じのためのおっぱいという言葉があって私は衝撃を受けたのですが……( ̄▽ ̄;)
自律授乳のメリットをよく勉強していて、「欲しがる時に欲しがるだけ」にこだわっている私のようなお母さんこそ陥りがちなのが、
眠たくてもおっぱい、甘えたい時もおっぱいと万能選手なおっぱいくんに頼りすぎて、あやしたり、語りかけたりがつい疎かになってしまうことかもしれません。
もちろん、完璧な育児なんて誰にもできないから、疲れてる時、急いでいる時、おっぱいをあげれば確実に泣き止んでくれる!なら、そうしてしまうことに罪悪感を感じる必要はありません♪
でも余裕のある時に少しだけ、目の前でおっぱいを欲しがっているお子さんが、おっぱいを飲むことで手に入れたがっている結果は何なのか考えてあげられると、いいのかもしれません。
自戒も込めて(^_^; 私も今日から意識します!
参考文献:
「meiji 育児 Diary」
(産院の調乳指導でもらった冊子。明治乳業のお客様相談室に電話するともらえるって知恵袋では書いてあったけど現在の状況は未確認でございます)
「ひよこクラブ2016年12月号」
特集「昼おっぱい・夜おっぱいの飲ませ方&減らし方」。監修は母乳ケアルーム「マミィサポート」代表 助産師の依田順子さん
「母乳&ミルクハッピーBOOK」
WHO(世界保健機構)や桶谷式の考え方を取り入れて、出産直後から卒乳までの授乳のことが網羅されているのでオススメです!
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今回の記事とはテーマが少しズレますが、桶谷式のキビシイ食事制限が苦手な方にはこっちの方がオススメです。お母さんが食べた物で母乳の味が変わるって、医学的な根拠はないそうです!
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